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いつまでもくよくよしない!失敗した時の心の整理方法

2021.05.01

 

人間は誰でも失敗をします。
ただ、失敗をした時に、すぐに切り替えられる人もいれば、いつまでもくよくよ悩んでしまう人もいます。

いつまでもくよくよ悩んでしまうと、負の連鎖に陥ってしまいますので、失敗の嵐になってしまう事があります。
そこでこの記事では、失敗した時に役に立つ心の整理方法を解説していきます。

《目次》


1.前提知識:失敗は誰でもする

2.失敗をした時にやってはいけない思考法

3.失敗した時の心の整理方法

4.まとめ  


 

1. 前提知識:失敗は誰でもする

冒頭でも解説したように、どんなに成績が優秀な人でも、どれだけ地位が高い人でも間違いや失敗をします。
言い換えると、失敗を1度もしたことがないという人は1人も存在しません。

また、人は失敗をする事で学習し、その失敗を活かすことで成功に近づいていくのです。
そのため、失敗をすること自体は決して恥ずかしいことではありません。

ただし、失敗をした後の心の持ち方によっては、自分の首を絞めてしまう事になるのです。

2. 失敗をした時にやってはいけない思考法

では次に、失敗をした時にやってはいけない思考法について、詳しく解説していきます。
これから紹介することに1つでも当てはまった場合は、今日から意識を変えていくと楽になりますよ。

①自分を情けなく思う
失敗をした時に、
「なんで自分はこんなにダメな人間なんだ」
と自分を情けなく思ってしまう人がいます。

しかし、先程も解説したように、失敗は誰でもすることですので、失敗を理由に自分を情けなく思うのは間違っています。
自分を責めてしまっていることに気づき、それをやめることが第一ステップです。

②評価を気にする
続いては、
「失敗をしたから上司の評価が下がるかな」
「同僚に笑われるかな」
このように、周囲の評価を気にするということです。

失敗というのは、上手に活かせば成功への近道となります。
同じ失敗を何度もしている場合は別ですが、1度や2度の失敗くらいで周囲の評価を気にすることよりも、そこから何を学んだか?を探求してみましょう。

③失敗したシーンを頭の中で繰り返す
意外とよくやりがちなのが、失敗をした後に似たような状況に出くわしたとき、
「前の状況と似ているな・・・」
「同じ失敗をしたらどうしよう」
と前回の失敗を頭の中でイメージしてしまうということです。

これをやってしまうと、どうしても負の感情が大きくなってしまいますので、思い切って行動できなくなってしまい、結果的に同じ失敗を繰り返してしまうようになるのです。

「次回はどうやろう?」と望ましい映像をイメージしてみましょう。

3. 失敗した時の心の整理方法

では、失敗をしてしまった時は、一体どのように心を整理していけばよいのでしょうか。

①「失敗」の捉え方を変える
まずは失敗の捉え方を変えるということです。
何度も解説しているように、失敗というのは成功への近道となるのです。
そのため、
「失敗した、どうしよう」
ではなく、
「失敗を通して得られたこと、学んだことはなんだろう?」
というように、失敗をして落ち込むのではなく、学びを見ることが大切です。

そうすることで、失敗から学ぶことができますので、人間として1つレベルアップすることができるでしょう。
逆に、ただ落ち込むだけだと、そこから得られるものは何もありませんので、同じ失敗を繰り返してしまう事になるのです。

②「終わったことは仕方ない」と割り切る
失敗をしてしまった場合は、いつまでもくよくよするのではなく、
「終わったことは仕方ない」
と割り切ることが大切です。過去にはもどることはできませんので、次はどうしよう?と考えましょう。

そうすることで、気持ちをすぐに切り替えることができるため、負の連鎖を食い止めることができます。
ただし、今までくよくよしていた人が、すぐに割り切れるようになるのかと言われると、それは難しいです。

そのため、日々の生活の中で気持ちを切り替えていく練習をすることが大切です。

③心を許せる相手に相談をする
失敗をしてしまった時というのは、自分だけで抱え込むのではなく、心を許せる相手に相談をすることが大切です。
自分の気持ちというのは、誰かに話すことで軽くなることが多いのです。

ただ、心から信頼をしている人に相談をしないと、言いふらされてしまったり、聞き流されてしまったりする可能性がありますので、
・親
・兄弟
・恋人
・親友
など、身近な人に相談をする事をおすすめします。

④リフレッシュする
失敗をいつまでも引きずる癖がある人は、自分の好きなことを全力で楽しむことをおすすめします。
これは、
・ゲーム
・読書
・スポーツ
など何でも構いません。

自分が没頭できることに集中することで、気持ちを入れ替えることができ、新たな気持ちで頑張れるようになるのです。

4. まとめ

人間は失敗をする生き物です。
ただ、その失敗から何かを学ぶことができるのも、人間の特徴です。

そのため、失敗をしていつまでもくよくよしてしまっている人は、
「失敗は恥ずかしいこと」
「失敗は悪いこと」
ではなく、
「失敗はない、そこには学びがある」という観点から失敗を見る習慣をつけてください。

そうすることで、スムーズに気持ちを切り替えることができ、尚且つその失敗を成功に変えていくことができるようになるでしょう。