幸福度が高く、健康で長生きする人の特徴は?
2021.09.14
CPIでは今まで1万人以上の卒業生をこの世に送り出してきました。
20年以上コミュニケーションをお伝えしてきたことを通して大切なことが分かりました。
それは、コミュニケーション力が上がると人間関係が健全になり、感じる幸福度が上がるということです。
今日のコラムはハーバード大学のリサーチ(Harvard Study of Adult Development)をご紹介します。
ヒントになること満載ですので、みなさんの日常生活に活かしていただければ嬉しいです。
《目次》
1.幸福度が高い人の特徴とは?
2.3つの大切なこと
3.まとめ
1. 幸福度が高い人の特徴とは?
ロバート・ウォルディンガー氏(精神科医)の75年に渡るリサーチ(Harvard study of adult development) が行われています。
「幸せと健康的に過ごすために必要なことはお金と名声である、、、」と思っていませんか?実は多くの人が信じていることです。
リサーチの結果これが間違いだということが分かったのです!
724名もの方々を調査され、75年間インタビューしました。(内訳は、ハーバード大卒業生、貧困、親がいない、学歴の無い方々など)今でも80名の方々が90代になってご健在です。
19歳から始まったインタビューは弁護士、清掃員、米国大統領、大工、医師、床屋、教師、工場の作業員、、さまざまな職業や社会的地位の大人になりました。
2. 3つの大切なこと
リサーチを通して結論付けられたことは、
「良い人間関係を持つこと」が豊かで、幸福度が高く、長く健康でいられるということでした。
ポイントは3つあります:
① 社会との接点が重要、孤独は身体をむしばむ
仕事、コミュニティー、家族、友達、など人と関わることが大切です。そして「孤独」と感じることが身体的に悪影響を与えることも分かりました。孤独と感じている人の方が健康を害し易く、寿命が短いのです。
② 量より質
大切なのは友達の数の多さや属しているコミュニティーの種類の多さではなく、「人間関係の質(クオリティー)」です。
不健全な結婚生活を続けていることは、離婚をすることよりも身体に悪いのです。
自分が作っている人間関係に満足感が高いほど幸福度が高く、健康で長生きできるのです。
③ 脳にも影響を及ぼす
良好な人間関係は体を守ってくれるだけではなく、脳にも影響があります。
人間関係をしっかりと築けている人の方が、記憶力も衰えず、認知症になる率が少ないということです。
3. まとめ
ここまでお読みになって、「良好な人間関係」の大切さが伝わったと思います。
人間関係におけるストレス度を減らし、良好な関係を作るために必要なのは「コミュニケーション力」を向上させることです。
人間関係で悩む方は考え方や伝える方法の選択肢が限定されているため、対応能力に柔軟性がありません。また、自分にストレスを高める反応(リアクション)をしがちです。
この自動反応の選択肢が増えるだけでイライラが減り、あまりストレスを感じず、人と関われるようになります。
あなたのコミュニケーションを進化させ、柔軟性のある穏やかな生き方をするためのスキルを身に付ける為に必要なスキルは、こちらから学べます。
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