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アンガーマネジメントとは?すぐにできる6つの方法を紹介!

2025.02.12

 

誰もが持つ「怒り」の感情をコントロールすることは、人間関係を良くするためにも、仕事を円滑に進めるためにも重要です。
とはいえ、怒りは自然に湧き上がるものであり、そう簡単にコントロールできるものではありません。
そんなときは「アンガーマネジメント」という手法を試してみるのがおすすめです。
アンガーマネジメントは、怒りの感情をコントロールするための手法であり、自分の感情だけでなく、他者の感情を理解する上でも大切になってきます。

今回は、そんなアンガーマネジメントの概要と、すぐにできる6つの方法について詳しく解説していきます。

《目次》


1.アンガーマネジメントとは?

2.アンガーマネジメントが重要な理由

3.すぐにできるアンガーマネジメントの方法6選!

4.まとめ


 

1. アンガーマネジメントとは?

 

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで提唱された怒りの感情をコントロールするための手法です。

人間が持つ「怒り」という感情を無くすのではなく、上手に向き合っていくために生まれた手法であり、現在においても世界中で活用されています。

イライラしたり、カッとなったりした場合でも、アンガーマネジメントを取り入れることによって怒りの感情を抑えられるようになりますので、ぜひ試してみてください。

 

2. アンガーマネジメントが重要な理由

 

アンガーマネジメントは、全ての人が身につけるべきスキルといえます。
その理由は、以下の通りです。
・良好な人間関係を築きやすくなるから
・パフォーマンスを高めやすくなるから
・心の健康を保てるから
・ハラスメントを防げるから

良好な人間関係を築きやすくなるから
アンガーマネジメントを身につけることによって、良好な人間関係を築きやすくなります。
なぜなら、イライラして人に当たったり、カッとなってものや人に手を出したりという心配がなくなるからです。
また、怒りの感情を上手にコントロールできるようになると「常に穏やかな人」というイメージを持ってもらえるようになるため、周りからも好かれやすくなるのです。

パフォーマンスを高めやすくなるから
アンガーマネジメントを身につけることによって、パフォーマンスを高めやすくなります。
怒りの感情は、周囲の人にネガティブな印象を与えるだけでなく、自分自身のパフォーマンスにも悪い影響をもたらします。
具体的には、
・集中できない
・すぐにイライラする
このような状態に陥るため、どうしても最高のパフォーマンスを発揮できなくなってしまうのです。

アンガーマネジメントを身につけることにより、常にフラットな感情を持てるようになるため、安定したパフォーマンスを発揮できるようになります。

心の健康を保てるから
心の健康は、仕事を円滑に進めるためにも、毎日を楽しく過ごすためにも重要です。
アンガーマネジメントを身につけることによって、怒りだけでなく、ストレスとも上手に向き合えるようになるため、健康なメンタルを維持しやすくなります。

健康なメンタルを維持できれば、新たなことにもチャレンジできるようになりますし、ちょっとやそっとでは落ち込まなくなりますので、人生の充実度を高めやすくなるのです。

ハラスメントを防げるから
アンガーマネジメントは、ハラスメント防止にも繋がります。
近年問題視されている、パワハラやセクハラ、モラハラなどは心に余裕がないことが原因で起こってしまうケースが多いです。
怒りの感情をうまくコントロールできるようになれば、常に心に余裕を持たせられるようになるため、自分にも他者にも優しくなれます。
その結果、ハラスメントの防止にも繋げやすくなるのです。

 

3. すぐにできるアンガーマネジメントの方法6選!

 

アンガーマネジメントと聞いて難しく考えてしまう方は多いと思いますが、コツさえ掴めば誰でも簡単に実践できます。
以下、すぐにできるアンガーマネジメントの手法を6つ紹介しますので、ぜひ試してみてください。
・6秒待つ
・思考を一旦止める
・深呼吸する
・怒りを記録する
・その場から離れる
・固定概念を捨てる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

6秒待つ
怒りの感情のピークは、長くても6秒だといわれています。
つまり、怒りを感じてから6秒経過すると、少しずるボルテージが下がってくるということです。
そのため、怒りを感じたときは感情をぐっとこらえて6秒間待ってみましょう。
そうするだけでも、感情が落ち着き、フラットな状態に戻せるようになります。

思考を一旦止める
怒りを感じたときは、考えるのを一旦やめてみましょう。
例えば、怒りを感じるメールや文書などを見たときは、何もせずに画面を閉じることによって気持ちを静めやすくなります。
ワンクッション置くことによって、思ってもいないようなことをいってしまったり、やってしまったりといったことも避けられるため、ぜひ一度試してみてください。

深呼吸する
怒りを感じたときは、深呼吸をするのがおすすめです。
深呼吸をすることによって、副交感神経が優位になるため、冷静な感情を取り戻しやすくなります。
ちなみに、深呼吸は緊張を感じたときなどにも有効です。

怒りを記録する
怒りを感じたときは、6秒待ったり深呼吸したりするのが効果的ですが、それだけでは根本的な解決に繋がらないこともあります。
そんなときは、怒りを記録してみるのがおすすめです。
どんなことに対して、どれくらいの怒りが込み上げてきたのかをあえて文字や数字に起こすことによって、気持ちを落ち着かせやすくなります。

その場から離れる
怒りの原因となるものが近くにある場合、その場から離れるのも有効です。
トイレに行ったり、外の空気を吸いに行ったりすることで、怒りの焦点から気をそらしやすくなります。
また、怒りの感情をあらわにして、周囲にネガティブな印象を与えることもなくなるため、ぜひ試してみてください。

固定観念を捨てる
自分の中にある固定概念や常識を捨てることは、怒りの感情を抑える上でとても重要です。
「こうあるべき」
「これが普通だ」
という思い込みや決めつけは、怒りやストレスの原因となり、固定概念が強ければ強いほど様々なことに対して苛立ちやストレスを感じやすくなります。

「価値観や常識は人それぞれ異なる」
という考え方を自分の中に落とし込むことで、固定概念がなくなるため物事をフラットな視点で捉えられるようになります。
その結果、怒りの感情を抑えやすくなるのです。

 

4. まとめ

 

アンガーマネジメントとは、怒りの感情をコントロールするための手法です。
人間には喜怒哀楽がありますので、怒りの感情を完全に排除することはできません。
しかし、自分自身でコントロールすることならできます。
怒りの感情をコントロールできれば、衝動的な行動や言動を取ることがなくなりますので、事態の悪化を防ぎやすくなります。

アンガーマネジメントと聞いて難しく考えてしまう方もいると思いますが、やり方は意外と簡単ですので、日常生活でぜひ取り入れてみてください。

 

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