好印象を与えるなら「ファーストインプレッション」と「ラストインプレッション」が大切
2021.07.15
相手に自分のことを覚えてもらいたいシーンはたくさんありますよね。
例えば、
・仕事での人間関係
・恋愛
・友達との付き合い
・営業やプレゼン
などです。
このような場面で、自分の印象を相手にしっかりと与えたいのであれば、「インプレッションマネージメント」(印象管理)が大切になります。
とはいえ、
「インプレッションマネージメントって何?」
と思っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、「インプレッションマネージメント」とは何か、知っておくとどんなメリットがあるのかということについて、詳しく解説していきます。
《目次》
1.ファーストインプレッションとラストインプレッション
2.インプレッションマネージメントがもたらすメリットは?
3.インプレッションマネージメントのこつ
4.まとめ
1. ファーストインプレッションとラストインプレッション
混同してしまう人が多いのですが、ファーストインプレッション(第一印象)とラストインプレッションというのは別物です。
ファーストインプレッションというのは、その人を初めて見たときの印象です。
一方ラストインプレッションというのは、最後の印象のことを指します。
両方をマネージするのが「インプレッション・マネージメント」です。
仮にファーストインプレッションが良くても、話しているうちに感じが悪い、一緒にいて不快だと言った悪い印象を与えてしまうと、マイナスのイメージのまま別れることになります。
しかし、インプレッションマネージメントができるようになると、
「いい人だったな」
「また会いたいな」
と思ってもらうことができ、ご縁を招く人間関係が作れるようになります。
2. インプレッションマネージメントがもたらすメリットは?
次に、インプレッションマネージメントがもたらすメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①自分を印象付け、しっかりと記憶してもらえる
インプレッションマネージメントができると、自分をしっかりと記憶してもらうことができるのです。好印象が残ると人はあなたとつながりたくなります。
「つながりたい」という人として存在するとチャンスや幸運な出来事が起きます。
そうすることで、新しい世界が広がり、面白いことが起きてきます。
②また話したいと思ってもらえる
良いラストインプレッションを与えることができると、相手にまた話したいと思ってもらうことができます。
これは、恋愛においてもビジネスにおいても大切なことです。
また話したいと思ってもらえなければ、どれだけアタックしてもその異性を自分のものにすることはできませんし、商品やサービスを売ることもできなくなってしまうのです。
3. インプレッションマネージメントのこつ
では、一体どうすれば相手に良い印象が作れるのでしょう?
①「おかげさまで」という言葉を使う頻度を上げる
相手の方のおかげでこういう良いことが起きた。ということをしっかり表現することです。
「鈴木さんのおかげで良いチャンスに恵まれました。あの時ご紹介いただきありがとうございました。」
②相手の名前を呼ぶ
まずは、相手の名前を呼ぶことはシンプルなことですが、とても大切です。
「田中さんと出会えてすごく良い勉強になりました。」
「鈴木さんと仕事ができて良かった」
ただ、それまでの会話で相手の名前で呼んでいなかったのに、いきなり、
「では○○さん、またお会いしましょう」
と言ってしまうと、違和感を持たれたり、慣れ慣れしいと思われたりすることがあるのです。
しかし、会話の最中で頻繁に名前を呼ぶことで、相手との距離を少しずつ縮めていくことができます。
そして、最後に、
「○○さん、今日は楽しかったです。ありがとうございました」
と言えば、相手に良いラストインプレッションを与えられる可能性が高くなるのです。
③相手の価値観を掘り下げる
そして、相手の価値観をしっかり聴いてあげることが重要です。
相手が大切にしていることを聴き取ってあげるということです。
会話の中でそれを掘り下げていくことで、相手とのつながりが深く、強くなります。
例えば、相手が「ゴルフ好き」だったとしましょう。
その場合は、会話の中でゴルフの話を掘り下げ、最後に、
「○○さん、是非今度ゴルフに行きましょう」と誘ってあげたり、ご自身がゴルフをしないのであれば、今度その話も聞かせてくださいと言うことです。
④お礼のテキストメッセージ、メール、電話はその日のうちに
お礼のメールや電話は早ければ早いほどインプレッションが良くなります。
その日のうちにメールや電話でお礼をすることで、「この人とは縁のある人」という存在になります。
4. まとめ
最も大切なのは自分が人にどのような印象を与えているのかを認識しながら人と関わることです。
与えたい印象を明確にすることで、その印象が与えられます。
与えたくない印象を言語化することも大切です。
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