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人生を変える実践心理メソッドコミュニケーション ・ サイコロジー®CPI Communication Psychology人生を変える実践心理メソッドコミュニケーション ・ サイコロジー®CPI Communication Psychology

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子育てイライラ解消 ~子どものやる気を奪う間違った言葉かけ・前編~

2017.09.26

皆さんこんにちは。宇田川です。「子育てに正解はない。」とはよく言われますが、実際には、子どものやる気をうまく引き出せている家庭もあれば、親が期待するあまりガミガミと口うるさく言い続けてしまい、親も子も疲弊してしまった結果、子どものやる気がゼロに、、、そんな家庭もあります。

この違いはどこからくるのでしょう。

今回のCPIコラムは、コミュニケーション・サイコロジー®︎を学んで子どもへの言葉かけ・言葉の使い方を意識したことで、子どものやる気を引き出した、実際にあったお話をお届けします。


CPIでは、お母さんのコミュニケーション講座や、                NLP子育てCOACH認定コース、子育てイライラ解消相談室も           定期的に開催しております。気がるにお尋ねください。

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気付いていますか?あなたの言葉が子どものやる気をつぶしていることを。

高校二年生の娘さんを持つお母さんが、コミュニケーション・サイコロジー®︎を学ばれました。以前のお母さんと娘さんの関係はかなり悪く、「あれはダメ、これしなさい!」とガミガミ怒る「禁止と命令」の親子関係だったそうです。ある時にはお母さんが怒りのあまり、娘の携帯を真っ二つに折りそうになったほど、一触即発な状態もあったと伺いました。
しかしコミュニケーション・サイコロジー®︎を学んでお母さんは変わりました。子どもの話を聴き、見守れる母親になったことで、大学受験の時は娘さんが自分で考えて志望校を決めてチャレンジし、行きたかった大学とは少し違ったけれど、そこで学ぶことを親に宣言したそうです。
娘さんは現在、有意義な大学生活を送っていらっしゃいます。その娘さんが大学受験の前にお母さんにしみじみ言ったそうです。『昔、お母さんががみがみうるさく言っていた時には、勉強するふりをして、いかにお母さんのガミガミ口撃(こうげき)=攻撃から逃れるかに頭を使っていて大変だった』これを聞いてお母さんは、相当ショックを受けたそうです。子どものためにと思ってかけていた言葉や対応が、反対にやる気をそぐ結果になり、逆効果だったという事例です。


 CPIでは、お母さんのコミュニケーション講座や、                NLP子育てCOACH認定コース、子育てイライラ解消相談室も           定期的に開催しております。気がるにお尋ねください。

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それでは、お母さんの意識や言葉がコミュニケーション・サイコロジー®︎を学んで一体どのように変わったのか。ここでは言葉の使い方にフォーカスしてお届けします。

子どもの話を頭ごなしに否定せず、まずは受け取り、聴くようになった。

「バックトラッキング」の手法を使って、子どもの言葉をそのまま伝え返すようにしました。例えば『今日、学校で◯◯ちゃんに嫌な事を言われて傷ついた』と帰ってきた時、以前なら、「嫌なことを言われたってそんなこと、気にする必要はないよ。」とか「あなたも何か相手に嫌な事を言ったんじゃないの?」等と余計なことを言っていたところを、「嫌な事を言われて傷ついたんだね」と、まずは受け取って子どもの話を聴くようにしました。
すると、アドバイスをしなくても自分で自己解決することが多くなり、さらには子どもから相談してくるようになり、子どもと深い話ができる様になったのです。

子どもの気持ちを尊重するようになった。

例えば、『今日は勉強したくない』と言ってきたとしたら、以前は「そんなこと言わずに少しでもやりなさいよ」と言っていたところ、子どもの立場に入ってみると、自然に「まあ、そういう日があってもよいよね」と落ち着いて返せるようになりました。そして、無理してやらせようとしても効果が無いことが分かり、『どうしたいのか?』『どうなりたいのか?』を聴き出せる様になると、焦らず見守れるようになりました。
結果として子どもが自分で考えて行動するようになり、子どもが失敗をしたり間違っていても責めるのではなく、落ち着いて「どうしたかったの?」と聴ける様になり、子どもの気持ちに寄り添ったコミュニケーションが取れるようになりました。

子どものよいところが見えるようになった。

アニメ等、親にとってはあまり興味のないことでも、子どもが話してきた時に興味をもって(最初はもったふりでもOK)「お母さんにはわからないから、わかるように教えて」等と言って、相手に近づこうと一生懸命聴く努力をしました。
すると次第に子どもがいきいきと話し始め、今まで見えていなかった子どもの新たな才能に気づいたり共感できるようになり、あんなにイライラしていた子育てが、楽しく充実したものになりました。

これらは、お母さんの意識が変わったことで、子どもへの言葉かけが大きく変わった一例です。
次回のCPIコラムは、引き続き『子育てイライラ解消 ~子どものやる気を奪う間違った言葉かけ・後編〜』と題し、子どものやる気を引き出す言葉かけについてお話いたします。どうぞ、お楽しみに!


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