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仕事が早い人にはどんな特徴があるの?仕事を効率的に進めるためのコツも紹介!

2023.04.18

 

ビジネスマンには、
・仕事が早い人
・仕事が遅い人
上記2種類のタイプがあります。

この記事を見ている誰もが前者(仕事が早い人)になりたいと思っているでしょう。
とはいえ、
「頑張っているつもりなのに仕事を早く終わらせられない・・・」
と悩んでいる方も多くいるはずです。

そこで今回は、仕事が早い人にはどのような特徴があるのか、仕事を効率的に進めるためにはどうすればいいのかということについて詳しく解説していきます。

《目次》


1.仕事が早いのは生まれ持った才能なの?

2.仕事が早いとどんなメリットがある?

3.仕事が早い人にはどんな特徴がある?

4.仕事が早い人になるために今日からやるべきこと

5.まとめ 


 

1. 仕事が早いのは生まれ持った才能なの?

 

この記事を見ている方の中には、
「仕事が早いのは生まれ持った才能があるからだ」
「自分には才能がないから一生仕事が早いビジネスマンにはなれない」
と考えている方もいるでしょう。

ただ、仕事の速さというのは生まれ持った才能と関係しているわけではなく、日々の努力や考え方と関係しています。
つまり、この記事を見ている全ての方が、努力や考え方次第で仕事を早くこなせるようになるということです。

 

2. 仕事が早いとどんなメリットがある?

 

では次に、仕事が早いとどのようなメリットがあるのか、ということについて詳しく見ていきましょう。

 

①仕事仲間から評価される
仕事が早いと、職場の仲間から評価してもらえるようになります。
部下や同僚からはもちろんのこと、上司や社長からも評価してもらえるようになりますので、自己肯定感を高められます。
また、昇給や昇進にも繋がりやすくなりますので、効率的にキャリアアップを目指せるようになるのです。

②定時に帰れる
仕事を早く終わらせられれば、当然早く帰れます。
定時までにその日のタスクを終えれば、自分の時間も確保しやすくなりますので、ワークライフバランスを整えやすくなるのです。

 

3. 仕事が早い人にはどんな特徴がある?

 

では次に、仕事が早い人にはどのような特徴があるのかということについて詳しく見ていきましょう。

 

①全体の流れを把握することから始めている
仕事が早い人は、自分のタスクに着手する前に、全体の流れを把握することから始めています。

「この仕事を行う意味は何だろう」
「この仕事が終わったら次は何をやるべきなのか」
などを事前に頭に入れておくことによって、その仕事だけでなく、全体を意識しながらタイムリミットを算出できるようになりますので、期日までにしっかりと仕上げられるようになるのです。

②スケジュールや計画を立ててから着手する
仕事が早い人は、見切り発車で仕事を始めません。
先ほど紹介したように、まずは全体の流れを把握し、そのうえで1日ごとの作業目標を決めて着手するのです。

そうすることによって、その日までに終わらせなければならないことを見える化できるようになりますので、効率的に業務を進められます。

③決断力がある
仕事が早い人は、総じて決断力があります。
複数の選択肢が出てきた時、瞬時に様々なことを考えて、最善の案を絞り込みます。
「AとBどっちにしようかな。うーん・・・」
と悩むことがありませんので、ロスタイムを削りながら仕事を進められるようになるのです。

④質問力が高い
今紹介したように、仕事が早い人には決断力がありますが、場合によっては自分の権限で決断できないケースもありますよね。
そんな時、仕事が早い人はすぐさま上司に相談します。

この時に、
「AとBどっちがいいと思いますか?」
という質問をするのではなく、
「AとBはこんな特徴があって、こういう理由で私はAがいいと思うのですが、いかがでしょうか?」
と、自分の中で結論を出し、意見を踏まえて上司に確認するのです。

そうすることによって、上司もスムーズに決断できるようになりますので、仕事をスムーズに進められるだけでなく、上司からの評価も高くなります。

⑤目標時間を決めている
仕事が早い人は、1つのタスクに対して制限時間を設けています。
そうすることによって、ダラダラ過ごしてしまったり、後回しにしてしまったりというようなトラブルを回避できるようになりますので、限られた時間の中でより多くの仕事をこなせるようになるのです。

⑥即レスを意識している
仕事が早い人は、即レスを意識しています。
コミュニケーションというのは、言わば言葉のキャッチボールです。
仕事ができる人は、自分がボールを持ち続けることを物凄く嫌います。

例えば、上司やクライアントから質問をされたとして、それを数日放置するとしましょう。
そうすると、質問というボールが自分で止まることになります。

こうなれば、上司やクライアントは疑問や不安を解決できませんし、当然話が先に進むこともありません。
仕事ができる人は、できるだけ自分がボールを持ち続けることを避けようとしますので、関係者とのコミュニケーションが円滑になり、結果として仕事も早く進むのです。

⑦100%を求めていない
仕事が早い人と聞いて、完璧な人をイメージする方も多いでしょう。
ただ、仕事ができる人ほど100%を求めません。
自分が持っている情報、あるいは上司からのアドバイスなどをもとに、一旦60%から70%の完成度に仕上げて提出します。
そして、さらに上司からのアドバイスや指示を仰ぎ、完成度100%にするために修正を重ねていくのです。

⑧メリハリを持って仕事に取り組んでいる
仕事が早い人は、メリハリを意識しています。
ここで言うメリハリというのは、仕事とプライベートのことを指します。
仕事ができる人は常に仕事と向き合っているイメージですが、休む時は仕事のことを忘れてとことん自分の好きなこと、やりたいことに時間を使っているのです。

そうすることによって、仕事で溜まったストレスを上手に発散できるようになりますし、モチベーションも維持しやすくなりますので、仕事でもパフォーマンスを発揮しやすくなります。

 

4. 仕事が早い人になるために今日からやるべきこと

 

では次に、仕事が早い人になるために今日からやるべきことをいくつか紹介していきます。
先ほども解説したように、努力や考え方次第で誰でも仕事が早い人になれますので、仕事の速さで悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

 

①仕事が遅い理由を自分なりに挙げてみる
仕事が遅いと悩んでいる人は、
「なぜ仕事が遅いのか」
を考えてみてください。

仕事が遅いという自覚があっても、その理由がわからなければ改善のしようがありません。
逆に、理由が明確になっていれば、その理由を潰すための努力をするだけで仕事スピードが改善しますので、最短で仕事が早い人になれるのです。

②完璧主義を辞める
仕事が遅い人の多くは、完璧主義者です。
何ごとにおいても100%で仕上げないと気が済まないタイプは仕事が遅い傾向にあります。
先ほども解説したように、仕事が早い人は60%から70%の完成度で一度上司に確認を取り、アドバイスや指示を受けながら修正していきます。

「どうすればいいのかな」
「もっとクオリティを上げるにはどうすればいいのかな」
とずっと悩んでいる方は多いと思いますが、これは時間の無駄以外の何物でもありません。

考える前にまずは手を付ける。
これを明日からの仕事で意識してみてください。

③わからないことをそのままにしない
仕事ができない人は、人に聞くことを悪だと思っている傾向があります。
ただ、わからないことをそのままにしてしまうと、仕事が進みませんし、ミスにも繋がります。
同じことを2度も3度も聞くのは社会人としてNGですが、どうしてもわからないことについては積極的に質問しましょう。

④仕事が早い人を良く観察する
仕事が早い人になるためには、仕事が早い人を良く観察することが大切です。
そのうえで、自分と何が違うのかを分析する必要があります。
そうすることによって、自分と相手の違い、自分の欠点や課題に気づけるようになりますので、改善策を見つけやすくなります。

 

5. まとめ

 

仕事が早い人にはいくつかの共通点があります。
中には、
「自分は才能がないから仕事が早い人にはなれない」
と考えてしまっている方も多いと思いますが、仕事が早い人の特徴を全て吸収すれば、自分も仕事が早い人になれます。

とはいえ、ただ何となく仕事をしていても仕事が早い人にはなれませんので、仕事が遅いと悩んでいる方は今回紹介したことを参考にしながら努力と工夫を積み上げていきましょう。