パフォーマンスの高い人と損をする人のコミュニケーションの3つの特徴
2021.09.01
コミュニケーション・サイコロジー®ではコミュニケーションという観点から優秀性を発揮できている人、才能が引き出されていない人の特徴や傾向を分析して皆さんのお役に立てるようコラムとしてお伝えしています。
今日は、コミュニケーションで損をしないためにも、気を付けた方が良いことと、パフォーマンスの高い人の特徴を3つお伝えします。
こんなことありませんか?
・なかなか、自分が思うように物事が運ばない(仕事、人間関係、健康、お金など)
・コロナ禍でもあり、人生に閉塞感があり、未来の希望が持てない
・信頼できる友人、安心してなんでも話せる家族や仲間がいない
・もっと仕事の能率、生産性を上げたいがどうやってよいか分からない
・仕事や人間関係においてもっと人に頼られる存在になりたいけどなれていない
皆さんの日常生活に取り入れ、眠っている能力を開花させるためにお役に立てれば嬉しいです。
《目次》
1.損をするコミュニケーション・スタイルの3つの特徴
2.パフォーマンスの高い人の3つの特徴
3.まとめ
1. 損をする人のコミュニケーション・スタイルの3つの特徴
① 人の話を聞かない
これは、自分のことばかり話す人だけではありません。
聞いているようで、自分の意見や見解をすぐ話す人です。
例)「体重を落としたいけどなかなかできない」と言っていた方がいらっしゃいました。何が原因になっているかを解明するための質問から始めました。質問をするたびに答えながらいかにできないかの理由を延々と述べていました。
私がさえぎらない限り、その方は延々と自分のストーリーを語っていました。
「減量に成功したら何が手に入りますか?」と聞くと、「出来なかったらどうしよう?また失敗したらどうしよう?」を連発するのです。
人と会話をしているようで自分の頭の中のストーリーと会話をずっとされていました。
助言をしても受け取らず、自分の正論をお話します。
こんなに人の話を聞かないコミュニケーションをとっていたらお友達もいないだろうなぁ?と感じていた矢先、その方は「信頼できる友達が一人もいない。」とぽつりと言いました。
こういう方は、人の話を聞き、受け取ってから自分の話をするようにするだけでその後創り出される人間関係が拡大します。
② 配慮がない
自分が話した言葉により、相手がどのような影響を受けるのかのシミュレーションを全く考えないコミュニケーション・スタイルです。
自分のために言葉を発する会話をしている人、実は結構いらっしゃいます。
配慮とは、自分の言動がどのように人にとらえられるかを意識して行動を起こすことを言います。意識をするだけで、相手に対する思いやりや、優しい言葉がけが出来るようになり、人とのつながりが強くなります。
③ 自分の考えを押し付け、説教が多い
自分の見解を述べたり、人に知識を伝えることはとても大切なことです。
相手が受け取りやすい言い方、言葉の選び方を少しでも意識すれば、これが無くなり、大切な情報を人に受け取ってもらいやすくなります。
説教っぽくならないように伝える工夫をすることが大切です。
「○○やりなさい」という強制的な言葉遣いではなく「やってみてはいかがでしょう?」とか「やってみたらあなたのためになりそうね。」という感じです。
2. パフォーマンスの高い人の3つの特徴
① 目標が明確
これは、「当たり前だ」と思われると思いますが、実は出来ている人は意外と少ないです。
いつ、どこで、どのような結果を創り出したいか?
何が課題でどのような問題をクリアしなければならないか?
目標が手に入るとどのような影響が周りにあるのか、自分にあるのか?をシミュレーションできることです。
② エネルギーが前向きで明るい
エネルギーと言うのはコミュニケーションでは、非言語の領域です。
発している波動、テンション、感じの良さの領域を言っています。
一緒にいて元気が出る、声のトーンが明るくてパワーがあるなど、自分の非言語のコミュニケーションにも意識を向けてみましょう。
③ 行動計画を立てる
時系列でやるべき行動やタスクが明確であると行動がおこしやすくなります。
しっかり計画を立てると、問題点も浮上してきて予測能力や対応能力も出てきます。
いつまでに、何を、どのようにして?といったことを明確にして明記する習慣をつけることが大切です。
3. まとめ
「パフォーマンスの高い人」の定義をご自身で列挙することがあなたの能力を開花させる第一歩となります。
パフォーマンスの高い人はコミュニケーション力が高いです。コミュニケーション力は「コミュニケーション・サイコロジー®実践コース」で学べます。