リーダーシップをとれる人の特徴
2024.09.11
リーダーはその組織の中で、ある一定の“権限”を与えられています。ただ、これをむやみやたらに使うと部下が心から従えない気持ちになってしまうかも知れません。“権限”には常に“責任”がつきまとうということ。与えられた指示が、チームに対する責任意識の強いリーダーからのものであればあるほど、きっと部下はこれをより大切に取り扱うのでしょう。
《目次》
1.心惹かれるリーダーとの出会い ~ 山中さんの事例
2.リーダーシップをとれる人の特徴とは
3.CPIではこれを学べます
1.心惹かれるリーダーとの出会い ~ 山中さんの事例
短期的なアルバイト業務を始めた山中さんは、短期間で色々な職場に派遣されることで、さまざまな組織やリーダー、そのやり方など身近に接する機会を持つ経験が出来たとのことです。今回は、その中で山中さんが出会って心惹かれたリーダーについての話を紹介します。
通常派遣先で期間限定のお手伝いとして扱われることが多かった山中さんですが、そのリーダーは常勤スタッフに対してと変わらない態度で山中さんに接したとのことです。山中さんが感心した点は次の内容です。
①どんな立場の人からも親身に意見を聴く〔 傾聴 〕
②スタッフ(部下)に対する気配りを忘れない〔 配慮 〕
③業務に対する自身の考え方を常日頃からすべてのスタッフ(部下)に周知する〔 考えの共有化 〕
④自分が良かれと思ったことに対して、変革を恐れず実行する〔 ぶれない方針 〕
⑤どんな立場の人からの意見や提案も良いと思えば、相手に実施を促し、実行を許可する〔 権限の委譲 〕
⑥大事なことは自らの口で伝える〔 お手本を示す 〕
⑦仕事を生き生きと楽しんでする〔 やりがいを見せる 〕
この中で山中さんは⑤の〔権限の委譲〕について一番感銘を受けたとのことです。そのリーダーは共に働いて間もない山中さんの意見に合意し、実行を許可したそうです。いろんな職場を経験した山中さんとしてはあまりなかったことなので心に残ったとのことです。
2.リーダーシップをとれる人の特徴とは
冒頭にお伝えしたとおり、あることを実行(権限)するにはその結果に対する責任が伴います。これが“責任と権限”です。但し、山中さんは短期バイトなので、結果の責任については大きく問われる立場ではなかったでしょう。万が一の責任はリーダーがリスクとして背負うことになります。中にはリスクを負うより自分でしてしまった方が早いし楽、と思うリーダーも少なくないでしょう。では、部下の立場ではどうなのか。させてもらえることの裏に自分への信頼があると考え、これをこの上なく意気に感じ、いつも以上にはりきるのではないでしょうか。権限の委譲にはリスクはあるが、部下が一歩前に出る、それが成長に向けた第一歩となる。リーダーの立場として責任を負うリスクは一回り自分をも大きくする可能性を秘めていると言えます。リーダーシップをとれる人の特徴とは、このように部下の成長のためには進んでリスク(責任)をとれる人のことを言うのではないでしょうか。このようなリーダーによって権限の委譲がうまく行われた場合、組織内では良いプラスの循環を生むことに繋がっていくことでしょう。
3.CPIではこれを学べます
では、この「権限の委譲」をうまく行うためには、上司としてどのようなことに気を付ければよいのでしょう。一言でいうと、日頃から部下を注意深く観察して理解し、育て、信頼関係を作ること、これが大切になります。基本となるのが日頃のコミュニケーション。部下と共に過ごす時間を増やし理解を深める、これもいい方法かもしれません。しかし、コミュニケーションにはノウハウやメソッドがあるんです。これを学べばもっと短い時間で信頼関係が築ける可能性があります。
メンバーが成長し続けることでよりチームが素晴らしいパフォーマンスを実現し続けること、そんな良きチームの良きリーダーとして自分がその場にいたい、そんな思いをあなたがお持ちであれば、是非コミュニケーション・サイコロジーを学んでみてください。株式会社CPIが20年以上かけて研究、開発したコミュニケーションの実践メソッド。あなたの身の回りで実践的に役立つ、体験型学びの時間です。
さあ、ぜひ一緒に学びましょう。
——————————————————————————————————————————–
CPIでは、コミュニケーションのスペシャリスト育成講座、堀口メソッド エグゼクティブ・コーチング、子育てCOACHなどの各種講座を開催しております。
★体験会随時開催中 詳細はこちらから★
NLPコミュニケーション・サイコロジー体験会
NLP子育てCOACH体験会
- Home>
- コミュニケーション>
- 仕事・職場での人間関係>
- リーダーシップをとれる人の特徴