「コミュニケーションが苦手」という人が意識していないこと
2021.05.15
「コミュニケーションが苦手」という人はたくさんいます。
プライベートにおいても、ビジネスにおいてもコミュニケーションは必要不可欠です。できるだけ早くコミュニケーションにおける「苦手意識」を克服できると世界が広がります。
そこでこの記事では、コミュニケーションが苦手という人が意識していないことについて、詳しく解説していきます。
《目次》
1.コミュニケーションが苦手な人が意識していないこと4つ
2.コミュニケーションの苦手意識を克服する方法
3.まとめ
1. コミュニケーションが苦手な人が意識していないこと4つ
コミュニケーションが苦手な人が意識していないことは、大きく分けると4つあります。
逆に言えば、これから紹介することを意識できるようになると、コミュニケーション能力を上げられるということです。
①会話のキャッチボール
まずは会話のキャッチボールです。
コミュニケーションが苦手という人の中には、会話のキャッチボールを意識していない人が非常にたくさんいます。
例えば、自分だけがマシンガンのように話してしまうというパターンです。
自分が話していることがボールのように相手に伝わる意識が大切です。
一方的に話していると、相手はただ聞いているだけになりますので、キャッチボールが成立せず、相手を退屈させてしまう事になります。そしてあなたには興味をもってくれなくなります。
また、逆に相手の話を聞くことしかできないという人もいます。
これをやってしまうと、相手が、
「自分が黙ったら会話が終わってしまうな」
と、頑張って話をするようになり、コミュニケーションが上手くいかなくなってしまう事があるのです。
②アイコンタクト
続いては、アイコンタクトです。
コミュニケーションが苦手な人というのは、相手の目を見て話すことができません。
しかし、コミュニケーションというのは、会話だけでなく、
・表情
・視線
・ジェスチャー
などが大切になりますので、視線をそらしてしまうと、
「この人は自分の話を聞いていないな」
「自分の話がつまらないのかな」
と、相手が話すのをやめてしまう可能性があるのです。
③話題作り
そして、話題作りを意識していない人も多いです。
コミュニケーションが得意な人というのは、日々の生活の中で常に話題になることを探しています。
そのため、初対面の人と話すときでも、会話ネタをたくさん用意して、スムーズに会話をしていくことができるのです。
しかし、話題づくりを意識していないと、いざという時の会話ネタがなくなってしまうため、沈黙になってしまったり、気まずい雰囲気が流れてしまったりすることがあるのです。
④ジェスチャー
続いては、ジェスチャーです。
先程も解説したように、コミュニケーションには、
・表情
・視線
・ジェスチャー
と言った「非言語」の領域、ノンバーバルコミュニケーションが実はすごく大切です。
ジェスチャーを使って話すことで、相手にしっかりと気持ちを伝えることができるのです。
2. コミュニケーションの苦手意識を克服する方法
上記に述べた4つの項目を意識的にやることであなたのコミュニケーションの苦手意識に大きな変化が生じてきます。
まず、目指していただきたいのは次の4つです。
①聞き上手になる
自分の会話を止めて、徹底的に相手の話を聞き、受け取ることです。
自分の意見とは異なっていても受け取ってから、自分の意見を伝えるだけでも相手に好印象を与えることが出来ます。
聞き上手になり、相手の会話を最大限に引き出してあげることができれば、自分はほとんど話していなくても会話が成り立つからです。
そのため、適度に質問や相槌などを入れて、気持ちよく話させてあげるという意識が大切になります。
②共感すること
そして、共感することも大切です。
相手に、「もっと話したい」
と思わせるためには、自分のことを理解してくれていると思ってもらう必要があります。
そのためには、否定をするのではなく、相手の話に全面的に共感することが大切です。そうすることで、相手に楽しく話をさせることができるため、ほとんど自分は話していなかったとしても、
「あの人と話していると楽しい」
と思ってもらうことができるのです。
③イメージをしながら話を聞く
相手の話を映像としてイメージすると理解が深まり、共感も生まれます。そしてあなたの世界観が広がります。イメージできるように質問をしたり、相手の話を聞くことが大切です。
④ニュートラルに話を聞く
ニュートラル、すなわち「中立的」な聞き方をするとすぐ感情的な反応にならず、落ち着いて冷静に話が聞けるようになります。客観的な聞き方や捉え方もできるようになるため、適切な助言や意見も言えるようになります。
3. まとめ
コミュニケーションが苦手な人というのは、会話をする時に意識していないことがたくさんあります。
そのような人は、今回紹介したことをしっかりと頭に入れた上で、日常のコミュニケーションシーンで実践してみることをおすすめします。
そうすることで、自分が頑張って会話を作り出したり、話し続けたりしなくても、自然と会話が続くようになるのです。