起業で失敗するとどうなる?失敗の原因や末路、成功させるコツを紹介!
2025.10.28

起業で失敗するとどうなる?失敗の原因や末路、成功させるコツを紹介!
インターネットの登場や働き方改革などにより、現代の日本は起業がしやすい時代となっています。
この記事を見ている方の中にも、
「自分でビジネスを始めたい」
と考えている方がたくさんいるでしょう。
しかし、起業にはリスクがつきものであり、失敗してしまう可能性も少なからずあります。
実際に、失敗したらどうしようという考えが邪魔をして、中々一歩を踏み出せていない方も多くいるはずです。
そこで今回は、起業で失敗したらどうなるのか、失敗する原因は何か、起業を成功させるためにはどうすればいいのかということについて詳しく解説していきます。
《目次》
1.起業で失敗する人はどれくらいいる?
2.起業で失敗するとどうなる?
3.起業で失敗する原因は?
4.起業を成功させるコツは?
5.まとめ
1. 起業で失敗する人はどれくらいいる?
SNSやインターネット、テレビなどでは起業をして成功した方の事例ばかりが取り上げられています。
しかし、成功している方がいれば、当然失敗している方もいます。
中小企業庁の「中小企業白書」によれば、起業3~5年後の生存率は88.1%~81.7%となっており、約10人に1人から2人の割合で倒産や廃業をしているということになります。
この数字を見て少ないと感じるか、多いと感じるかは人それぞれですが、起業をした方全員に「失敗する可能性」がついて回るため、とにかく慎重にビジネスを展開していかなければなりません。
2. 起業で失敗するとどうなる?
起業をしたいと考えている方の多くは「失敗したらどうなるの?」という疑問を抱えているでしょう。
仮に起業で失敗してしまった場合、以下のような状況に陥る可能性が高くなります。
・借金を抱える
・ネガティブ思考に陥る
借金を抱える
起業で失敗すると、借金を抱える可能性が高くなります。
特に、銀行などから融資を受けていた場合や、ローンを組んで備品を用意していた場合などは、その返済だけが残ることになります。
もちろん、自己資金でビジネスを展開していた場合、借金地獄に陥る心配はありません。
しかし、起業失敗後に生活資金として借り入れを行い、その返済に追われている方もいますので油断は禁物です。
ネガティブ思考に陥る
起業に失敗してしまうと、ネガティブ思考に陥る可能性が高くなります。
「自分はダメな人間だ」
「何をやってもうまくいかない」
このような状態になると、何事にも身が入らなくなります。
つまり、生活の立て直しやビジネスの再建に時間がかかるということです。
特に、大きな失敗や大きな借金が残ってしまうと、無気力状態になってしまうこともありますので注意してください。
3. 起業で失敗する原因は?
起業で失敗する原因として考えられるのは、以下4つです。
・計画不足
・過大投資
・資金不足
・自覚不足
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
計画不足
起業は非常に夢のある働き方ですが、そう簡単なものではありません。
勢いだけで起業してしまうと、
・お客さんが集まらない
・思ったより利益が出ない
・そもそもニーズがない
といった状態に陥りやすくなり、結果として失敗に繋がってしまうのです。
過大投資
倒産とは、金融機関や取引先に負債を払い戻せなくなる状態のことです。
つまり、入ってくるお金よりも出ていくお金が多くなり、首が回らなくなってしまった状態を指します。
これは、過大投資が原因で起こることが多いです。
必要のない部分にお金をつぎ込んでしまうと、十分なリターンを得られず、結果として倒産に追い込まれやすくなります。
資金不足
資金不足による倒産も、意外とよくあります。
起業直後は赤字が続くことが想定されるため、ある程度の運転資金を確保しておかなければなりません。
特に、初期コストがかかるビジネスや、人を雇わなければ回らないビジネスを展開する場合、必要な運転資金が多くなります。
資金不足の状態で事業を展開すると、ビジネス自体はうまくいっていても、現金が足りなくなる可能性が高くなり、失敗しやすくなるのです。
自覚不足
起業を成功させるためには、相当な覚悟が必要です。
逆に、覚悟が足りなかったり、社長としての責任感が低かったり、決断や行動をためらっていたりすると大きな失敗に繋がりやすくなります。
また、事業がある程度軌道に乗った瞬間に気が緩み、過大投資や浪費をして失敗する経営者もいますので注意してください。
4. 起業を成功させるコツは?
起業を成功させるためには、以下のポイントを意識することが大切です。
・できるだけお金はかけない
・最初は一人で始める
・副業から始める
・メンターを見つける
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
できるだけお金はかけない
起業と聞いて「オフィスを用意して、社員を雇って・・・」といったことをイメージする方は多くいると思いますが、現代はインターネットが登場したこともあり、お金をほとんどかけずに起業できる時代となっています。
また、人を雇わず自分一人で回せるビジネスもたくさんあります。
起業における失敗を避けるためには、できるだけお金をかけずに始められるビジネスを選ぶことが大切です。
初期費用や運転資金として高額な資金が必要なビジネスを選んでしまうと、失敗する可能性が高くなりますので注意しましょう。
最初は一人で始める
ビジネスを大きくしていくためには、優秀な仲間を集める必要があります。
しかし、それはある程度ビジネスが軌道に乗ってからで十分です。
いきなり人を雇ってしまうと、人件費がかさんでしまい、資金繰りが悪化しやすくなります。
ある程度収益が出るようになったら雇用を検討しても良いですが、正社員を採用すると固定費が膨らみやすくなりますので、アルバイトやパート、業務委託といった雇用形態も視野に入れつつ、慎重に検討していきましょう。
副業から始める
起業には少なからずリスクがあるため、最初は副業から始めるのがおすすめです。
本業と並行して自分のビジネスを育て、ある程度軌道に乗った段階で独立すれば、大きな失敗を避けられます。
最近は週末起業なども流行っており、このスタイルはリスクヘッジにも最適ですので、無理のない方法で挑戦しましょう。
メンターを見つける
起業を成功させるためには、ビジネスに関する様々なスキルや知識が必要です。
これらは独学で身につけるよりも、先輩経営者に教えてもらう方が手っ取り早く、失敗も避けられます。
また、悩み相談や経営相談もできるようになりますので、まずはメンターを見つけるところから始めてみましょう。
5. まとめ
起業は誰でも挑戦できますが、誰でも成功させられるわけではありません。
成功する経営者がいれば、失敗して悲惨な結末を迎える経営者もいます。
起業における失敗を避けるためには、失敗する原因を理解し、慎重に事業を展開していくことが大切です。
準備不足の状態で起業したり、直感や運任せで起業したりすると、後悔したり失敗したりする可能性が高くなりますので注意しましょう。
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