人として成長するための方法は?やるべきこと、考えるべきことを7つ紹介!
2023.10.29
人生の充実度や幸福度を高めるためには、他者に期待するのではなく、自分自身が成長する必要があります。
とはいえ、
「成長したいとは思っているけど、何をどうすればいいかわからない」
と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、人として成長するためにやるべきこと、考えるべきことについて詳しく解説していきます。
《目次》
1.人として成長するとどうなるの?
2.成長したくてもできない人の特徴
3.人として成長するためにやるべきこと、考えるべきことは?
4.まとめ
1. 人として成長するとどうなるの?
まずは、人として成長するとどのような変化を実感できるのかということについて、詳しく見ていきましょう。
①仕事もプライベートもうまくいく
人として成長することによって、仕事もプライベートもうまくいくようになります。
仕事では、コミュニケーションがより円滑になり、その結果業務効率の向上に期待できるようになりますし、プライベートでは、何をしても幸せを感じられるようになり、常に笑顔を絶やさない魅力的な人になれます。
もちろん、人間ですから辛いと感じることや大変と感じることの1つや2つは出てきますが、トータルで見ると、
・楽しい
・幸せ
というようなポジティブな感情を持てるようになりますので、人生をより楽しく生きられるようになるのです。
②自分だけでなく、周りも幸せにできる
人として成長することによって、自分だけでなく、周りも幸せにできるようになります。
なぜなら、自分のことだけでなく、他人のことについてもしっかりと考えられるようになるからです。
例えば、相手の気持ちを考えながら話したり、困っている人がいたら手を差し伸べたりと、普通の人が中々できないようなことを当たり前のようにできるようになります。
2. 成長したくてもできない人の特徴
では次に、成長したくでもできない人の特徴について詳しく見ていきましょう。
①失敗を恐れている
成長したくてもできない人は、失敗を極端に恐れる傾向にあります。
「失敗したら周りからどう見られるだろう」
「失敗したら怒られるかな」
など、他人を軸に考える傾向にありますので、自分の能力や感性を磨くことが難しくなるのです。
②人のせいにする
人として成長できない人の多くは、他責思考を持っています。
他責思考というのは、何かの責任を他人に押し付ける考え方です。
例えば、
「仕事がうまくいかないのは、上司である○○さんの指示能力が低いからだ」
などです。
このような他責思考を持ってしまうと、失敗から学ぶという貴重な経験ができなくなります。
また、人のせいにすることが癖になってしまい、何かにつけて必死に言い訳をするような、ねじ曲がった性格になってしまうこともありますので注意しましょう。
③自分を理解できていない
人として成長できない人は、自分に対する理解度が低い傾向にあります。
その場合は、
・何が好きなのか
・何が嫌いなのか
・やりたいことは何か
などを正しく把握できないため、人として成長することができなくなるのです。
中には、
「自分のことは自分が一番よく知っている」
という方もいますが、意外と自分のことを理解できていない方は多くいますので、人として成長したいと考えている方は、自己理解ができているかどうかを確認するところから始めてみましょう。
④目的が曖昧
人として成長するためには、目的を明確にすることが大切です。
例えば、
・なぜ成長したいのか
・成長してどうなりたいのか
を明確にしておくことによって、目的から逆算してやるべきことをピックアップできるようになります。
目標が曖昧だと、モチベーションも維持できなくなりますし、何を目指せばいいのかもわからなくなりますので、方向性を見失ってしまう可能性が高くなるのです。
3. 人として成長するためにやるべきこと、考えるべきことは?
では次に、人として成長するためにやるべきこと、考えるべきことについて詳しく解説していきます。
①原因自分論で考える
人として成長するためには、原因自分論で考えることが大切になってきます。
例えば、何らかの問題が起こった時に、
「これはあの人のせいだ」
と考えるのは他責思考です。
逆に、
「この問題が起こったのは自分が○○を意識しなかったからかもしれない」
と考えるのが原因自分論です。
原因自分論で考えることによって、自分が改善すべきポイントを見つけやすくなりますので、人として成長しやすくなります。
②勉強する癖をつける
中には、
「人として成長したい」
と言っていながら何もしない方もいますが、これでは絶対に成長できません。
人として成長するためには、勉強する癖をつけることが大切です。
新しい知識、技術を身につけるための勉強を続けることによって、時間をかけて少しずつ成長できるようになります。
③様々なことに挑戦する
心から成長したいと考えているのであれば、思い切って新しいことに挑戦してみましょう。
挑戦というのは、成長するためにも成功するためにも必要な要素であり、挑戦しない人は人としても成長できませんし、経済的あるいは社会的な成功も掴み取れません。
中には、失敗を恐れて挑戦できない人もいますが、失敗というのは悪いことではありません。
失敗から学べること、気づけることもたくさんありますし、失敗をすることによって新たな経験を身につけられるようにもなりますので、一石二鳥と言えるのです。
④一人の時間を大切にする
「人としての成長」と言っても、成長の基準や方向性については人それぞれです。
例えば、広い心を持つことを人としての成長と位置付けている方もいれば、様々な分野の知識を持つことを人としての成長と位置付けている方もいます。
人としての成長に正解はありませんので、自分が思う成長に向けて努力することが大切です。
ただ、自分が思う成長条件を明確にするためには、自己理解を深める必要があります。
先ほども解説したように、知っているようで意外と自分のことを知らない人がたくさんいますので、定期的に一人の時間を作りながら自分の心と向き合っていきましょう。
⑤人を許す、認める力をつける
人として成長したい、変わりたいと思っているのであれば、人を許すあるいは認める努力をしましょう。
多くの方が経験していると思いますが、人を許すというのはそう簡単なことではありません。
ただ、憎しみの気持ちや怒りの気持ちを持っていては、自分自身が先に進めなくなってしまいます。
許す気持ち、認める気持ちを持つことができれば、相手に腹を立てたり、根に持ったりすることなく、自分軸で生きられるようになりますので、どんどん前に進めるようになるのです。
⑥感謝の気持ちを大切にする
感謝の気持ちを持つということも、人として成長するうえでは重要です。
若い頃は、自分だけで生きている気になっていた方も多いでしょう。
ただ、大人になると様々な人の支えや協力があったおかげでここまで生きてこられたということに気づきますよね。
この気持ちをさらに大事にして、身近な人全員に感謝することができれば、広い心を持った余裕のある人になれるはずです。
⑦お手本となる人物を見つける
人として成長したいと考えている方の中には、
「具体的なイメージが湧かない」
と悩んでいる方も多いでしょう。
そのような方は、お手本となる人物を見つけることが大切です。
お手本となる人物を見つけることによって、目標やゴールが明確になりますので、モチベーションを維持しながらコツコツ努力できるようになります。
4. まとめ
人として成長することによって、人生の充実度や幸福度が高くなります。
また、自分だけでなく他人も幸せな気持ちにできますので、多くの人から信頼される人望の厚い人になれるでしょう。
とはいえ、人として成長するためには様々なことを意識しながら生活する必要があります。
何もせずダラダラ過ごしていたとしても、人としての成長は見込めませんので、本気で成長したいと考えている方は、今回紹介したことを明日から実践してみてください。