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人生を変える実践心理メソッドコミュニケーション ・ サイコロジー®CPI Communication Psychology人生を変える実践心理メソッドコミュニケーション ・ サイコロジー®CPI Communication Psychology

人間関係の悩み、職場のストレスなど、
コミュニケーションの苦手意識を克服し、
能力を向上させる実践心理メソッドをお伝えしています。

人生を変える実践心理メソッドコミュニケーションサイコロジーCPI Communication Psychology

そのコミュニケーションで大丈夫? ~良いコミュニケーションとは~

2017.10.20

「良いコミュニケーション」の定義ってご存知ですか?CPIでは「良いコミュニケーション」のことを「相手の意欲を引き出すこと」と定義しています。あなたは、周りの人を意欲的にしていますか?自分自身を、意欲的にしていますか?

さあ、日常生活を振り返ってみましょう。あなたは人と会話をした後、相手の方を意欲的にしているのでしょうか?「相手を意欲的にしようなんていう意識すらなかった!」という方もいらっしゃるかもしれません。時には、意図したこととは反対に、相手が怪訝な顔をしたり、不快になってしまったり、傷ついたり、怒ったり、いらいらしてしまうことはないでしょうか?それでは次に、自分自身との会話(内的会話)では、どれくらい自分を意欲的にしているのでしょう?自分を力づけるどころか、むしろ自虐的な会話を自分にしている方々も多く見受けられます。

今回のコラムでは、CPIで学ぶことの出来る、相手を意欲的にするコミュニケーションと自分を意欲的にするコミュニケーション手法をご紹介します。日常生活でのヒントにしていただければと思います。


CPIでは、コミュニケーション・サイコロジー®実践コースなどを含む、コミュニケーション、人間関係のストレスを軽減する各種講座を開催しております。

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ここでは、相手を意欲的にするコミュニケーションと自分を意欲的にするコミュニケーション手法をご紹介します。日常生活でのヒントにしていただければと思います。

●相手を意欲的にするコミュニケーション

コミュニケーションは、相手の会話を「受け取る」ところから始まります。話を受け取るということは必ずしもあなたが同意見で、賛成する必要はないのです。今までとは違う「受け取る」方法を身につけると、コミュニケーションが画期的にレベルアップします。コミュニケーション・サイコロジー認定コースでは、この受け取り方のキーとなるスキルとして、次の3つを学ぶことが出来ます。

  • 1.バックトラッキング
    相手の言葉をそのまま伝え返す。キーワードを伝え返す。または要約して伝え返します。
  • 2.ミラーリング
    相手を見て、その方のジェスチャー、身体の姿勢、顔の傾き加減、足の組み方など、をそのままやります。鏡に映し出すように同時に行います。
  • 3.ペーシング
    相手の話すスピード、声のトーン(高さ、低さ)、呼吸の深さにペースを合わせることです。

このやり方で人の話を聞くようになると、信頼、共感、敬意、安らぎ、意欲、親密度が増します。そしてこれらを行いながら話をすると、自分自身の五感が研ぎ澄まされてきます。バックトラッキングを行うと、聴覚を使いますので、正確に相手の話の内容を聞き取れるようになります。ミラーリングは視覚を使って相手をしっかり見ながら会話をするので、多くの非言語の情報を受け取れるようになります。そして、ペーシングは体感覚を使って相手の気持ちや感じていることをキャッチする力がつきます。

あなたは今、人の話を聞く時にどれくらい途中で遮ったり、話を中断しないで聞いていますか?一度自己流の聞き方を横に置いて、この3つを行って話を聞いてみてください。きっと今までにない、信頼やつながりが生まれてくるはずです。大切なのは自分の考えが違っていてもバックトラッキングを行うことです。そうすることが、大きなカギとなります。バックトラッキングは必ずしもその人の意見に賛成する必要はありません。たとえ反対意見だったとしてもバックトラッキングで伝え返すことができるのです。これをニュートラル(中立的)な話の聞き方と言っています。

さあ、コミュニケーションを画期的に変えたいのなら、コミュニケーション・サイコロジー®実践コースで、トレーニングしましょう。


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●自分を意欲的にするコミュニケーション

人間は、常に自分と会話しているということを知っていますか?自分自身との会話は、内的会話と言われています。さて、あなたは自分を励ます力づけの言葉を自分にかけていますか?それとも、自分を痛めつけたり(自虐的)、ダメ出しする会話をしていますか?良いコミュニケーションのためには、自分を意欲的にする言葉を日常生活により多く取り入れることが大切です。コミュニケーション・サイコロジー®実践コースでは、自分を奨励する言葉の語彙を増やすトレーニングを行っています。

例えば、「行ける、行ける!」「よくやった!」「自分を信じてやり続ける!」「絶対に上手くいく!」などは、力づけの言葉として、あると役に立ちます。反対に、過去に体験したことが一種のトラウマになってしまい、「周りと比べると、まだまだ。」「こんな私じゃダメ。」「努力が足りない。」「私はもっと頑張らなくてはならない。」などなど、自分にダメ出しする言葉が習慣化してしまっている人が多く見受けられます。ダメ出しが続くと病気になったり、怪我をしたり、健康を害する状態ができやすくなってしまいます。

ダメ出しの習慣から脱するために出来ることは3つあります。

1.ダメ出しの言葉があなたにもたらしているメリット(肯定的意図)を探求する
2.そのメリット(肯定的意図)を満たす他の言葉や、行動を試してみる
3.力付けの言葉を探し、ダメ出しの言葉の代わりに力づけの言葉を自分に言う

シンプルですが、過去のトラウマが深かったり、癒してあげる必要のあるパートが自分の中にあると、このシンプルなことがなかなかできない時があります。NLPではこのような過去に作ってしまったプログラムをリセットして、リプログラムする方法をお伝えしています。コミュニケーション・サイコロジー®実践コースを受講し、新しいプログラムで人生を再スタートしてみませんか?


CPIでは、コミュニケーション・サイコロジー®実践コースなどを含む、      コミュニケーション、人間関係のストレスを軽減する各種講座を開催しております。

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