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部下とのコミュニケーションは難しくない?今日からできるコツ7選!

2022.12.12

 

部下を持つ上司の中には、
「コミュニケーションの取り方がわからない」
と悩んでいる方がたくさんいるでしょう。

とはいえ、会社をはじめとする組織ではチームワークが大切になりますので、コミュニケーションを一切取らないというわけにはいきません。

そこでこの記事では、部下を持つ上司の悩みや、部下とコミュニケーションを取るメリット、それから正しいコミュニケーションの取り方について詳しく解説していきます。

《目次》


1.部下を持つ上司が抱える悩み

2.部下とコミュニケーションを取るメリット

3.部下とコミュニケーションを取るためのコツ

4.まとめ 


 

1. 部下を持つ上司が抱える悩み

まずは、部下を持つ上司が抱える悩みについて詳しく見ていきましょう。 

1.ジェネレーションギャップ

部下を持つ上司の中には、コミュニケーションを取りたくても、ジェネレーションギャップにより、どうやって話を展開していけばいいかわからないと悩んでいる方もたくさんいます。

部下と上司では、年齢にもある程度の差が出てしまうことがあり、自分が言ったことや相手から言われたことが理解できないケースもあります。

例えば、
・好きなテレビ番組
・好きな歌手
なども、年代によって異なりますので、会話がかみ合わず、気まずい雰囲気になってしまうこともあるのです。 

2.どうやって接すればいいかわからない

「部下とコミュニケーションを取りたいけど、どうやって話しかければいいかわからない」
と悩んでいる方もたくさんいます。

部下と上司というのは上下関係にありますので、友達感覚で話すわけにはいきません。
かといって、偉そうに話しかけるのもお門違いです。

このように、話す内容ではなく、話しかけ方や部下との付き合い方で悩んでしまっている方も意外と多くいるのです。

 

2. 部下とコミュニケーションを取るメリット

では次に、部下とコミュニケーションを取るメリットについて詳しく見ていきましょう。

1.絆が深まる

部下とコミュニケーションを取ることによって、お互いの絆が深まります。
中には、
「たわいもない会話をしても絆が深まることはない」
と考えている方もいますが、雑談によってお互いへの理解度が深まりますので、心の壁を壊しやすくなるのです。

そうすることによって、お互いのストレスを軽減できるようになりますので、楽しく、快適に仕事を進められるようになります。

2.意思疎通がしやすくなる

部下とコミュニケーションを取ることによって、意思疎通がスムーズに行えるようになります。
部下も、自分がいいたいことを理解してくれるようになりますし、自分も部下の考えていることや悩んでいることを理解しやすくなります。

これにより、認識の相違によるトラブルを軽減できるようになり、業務効率や生産性が一気に向上するのです。

 

3. 部下とコミュニケーションを取るためのコツ

では次に、部下とコミュニケーションを取るためのコツについて詳しく見ていきましょう。

1.話しかけやすい雰囲気を作る

部下とコミュニケーションを取る時は、話しかけやすい雰囲気を作ることが大切です。
先ほども解説したように、部下と上司は上下関係にありますので、友達のような感覚で話すわけにはいきません。

とはいえ、怖い表情や偉そうな言葉遣いで話しかけてしまうと、部下が委縮してしまいます。

このようなトラブルを避けるためには、
・笑顔
・丁寧な言葉遣い
上記2つを意識する必要があります。

そうすることによって、部下の警戒心を解けるようになりますので、コミュニケーションを取りやすくなるのです。 

2.難しく考えすぎない

部下とコミュニケーションを取る時に、
「何て話しかければいい?」
「どんな話をすればいい?」
というように、難しく考えすぎてしまう方はたくさんいるのですが、その必要はありません。

仮にジェネレーションギャップを感じてしまったとしても、
「その歌手が今流行っているの?」
「今はそんなものもあるんだね」
というように、こちらから質問をすることによって、部下に心を開いてもらいやすくなります。 

3.部下を褒める

部下とコミュニケーションを取るためには、褒めることが物凄く大切です。
褒めることによって、相手の警戒心を解きやすくなりますので、その後の会話やコミュニケーションも取りやすくなります。

中には、部下を一切褒めない上司や、嫌みったらしい褒め方をする上司もいるのですが、これでは部下が心を開いてくれません。

部下が心を開いてくれないということは、日々の雑談などのちょっとしたコミュニケーションもうまくいかなくなりますので注意が必要です。 

4.非を認めて謝る

部下とのコミュニケーションを取るためには、心を開いてもらい、尚且つ信頼してもらう必要があります。
そのためには、自分の非を認めて謝るという行動が大切になってくるのです。

上司とはいえ人間ですから、時には間違ってしまうこともあります。
この時に、
「上司だから」
という変なプライドを持ってしまい、謝れずにいると部下からの信頼が得られず、コミュニケーションが取れなくなります。

場合によっては、部下から故意に避けられてしまうケースもありますので注意しましょう。

自分の非を認めて謝ることによって、部下からの信頼を獲得しやすくなりますので、日々のコミュニケーションも取りやすくなるのです。

中には、
「謝ったら舐められる」
と考えている方もいますが、決してそんなことはありません。

むしろ、自分の非を素直に認められる素晴らしい上司として認識してもらえるようになりますので、尊敬や信頼を得られる可能性が高くなるのです。

5.部下に任せる

この記事を見ている方の中には、部下に1から10まで指示を出しているという方がいるでしょう。
ただ、これでは部下からの信頼を得ることはできません。

大切なのは、部下に裁量を持たせることです。
部下を信じて仕事を任せることによって、
「自分を認めてくれた」
「期待してくれている」
と思ってもらいやすくなるため、結果として部下からの信頼を得やすくなります。

6.失敗した時は全力でフォローする

上司は、部下がしでかしたミスや失敗の責任を取るのが仕事です。

中には、失敗の責任を部下に押し付けたり、全くかばってくれなかったりする上司もいますが、このような方は部下からの信頼を得られません。

部下とコミュニケーションを取りたい、あるいは心を開いてもらいたいと考えている方は、全力で部下をフォローしてあげましょう。 

7.平等に接する

部下全員に平等に接するということも物凄く大切です。
中には、自分の好き嫌いで態度を変える上司もいますが、このような上司についていきたいとは思いませんよね。

好き嫌いで態度を変えず、平等に接することにより、部下全員から信頼してもらえる可能性が高くなりますので、自ずとコミュニケーションも取りやすくなるのです。
自己肯定感というのは、人生の充実度や幸福度に直結してきます。
自己肯定感が低いと、自分を否定したり、他人の目を気にしたりするようになりますので、幸せな人生を手に入れることができなくなります。
とはいえ、自己肯定感というのは、日々のちょっとした努力や考え方によって、簡単に高められるのです。
自己肯定感が低いことで悩んでいる方は、今回紹介した内容を参考にしながら、自己肯定感を高めるための努力を行っていきましょう。

 

4. まとめ

部下とのコミュニケーションで悩んでいる方はたくさんいます。中には、
「どうやって話しかければいいかわからない」
「どうすれば心の距離が縮まるのかわからない」
という理由で、あえてコミュニケーションを取っていない方もいるのですが、これでは業務効率や生産性にも悪影響が出てしまいます。

部下とのコミュニケーションは、一見難しそうに見えて意外と簡単です。
今回紹介したコツや考え方を意識することによって、今よりもさらに部下とのコミュニケーションが円滑になりますので、是非試してみてください。